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2015.06.02 Tuesday
新型電池
電池がどんどんよくなって、昔ならコードレスでは使えなかったものも使えるようになってきた。
これも充電電池の容量が上がり、何度充電しても性能が落ちないなどの効果が上がったからだ。 今の最先端はリチウムイオン電池。 容量が大きく、充電をくり返しても性能劣化しない。 ハイブリッドカーから、パソコンやスマホなどに使われている。 でも、リチウムは希少金属で供給に不安がある。 価格競争も厳しくなって、日本発のこの製品もシェアが落ちている。 追い上げているのは中国韓国勢。 しかし、巻き返しがあるらしい。 今度はナトリウムイオンを使う。 ナトリウムとは塩のことだから、海水の中にいくらでもある。 リチウムイオン電池の製造ラインが使えるから、実用化も便利ということだ。 今頃、世界中で技術開発が競争になっているんだろう。 リチウムイオン電池の場合は、旭化成が開発して、ソニーが製品化したらしい。 当たれば大きい。 コストが3割減だという。 そうなると、もっと電池の需要が増える。 今まで電池で使えなかった製品が、充電電池で使えるようになったり、コストが下がって大容量になって使える時間が伸びたりするだろう。 掃除機などはコードレスが主流になるだろうし、扇風機も部屋から部屋へコードレスで簡単に持っていけるようになるかもしれない。 自転車だけでなく、電動バイクも増えてくるだろう。 LEDと組み合わせれば、昼間に太陽電池で充電して、夜に光るサインボードなども可能になる。 太陽光は大規模発電には向かないし、ムダになるが、個別に使えば有用だと思う。 電気を引けない地域ではとても便利だ。 大きな発電所を作って、大量に電気を作る時代から、その場で発電し充電する時代へと向かっていくのだろう。 ぼくが生きている間はまだまだムリだが、未来の人類はそうなっていると思う。 きっとそうなるぞ。 |
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