考えたこと2

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グッド・ライ -いちばん優しい嘘-
4月に封切らた映画。
リース・ウィザースプーンが職業斡旋人の役で出ている。
この人も年をとっていい味を出せるようになった。

前半はスーダンの内戦。
いきなり村を襲われ、親は亡くなり、子供だけで逃げる。
途中数々の悲劇があるが、延々とサバンナを歩いて、ケニアの難民キャンプにようやくたどり着く。
そして、十数年が経ち、あの時の4人が「ロストボーイズ」としてアメリカ行きに選ばれる。

スーダンは何度かの内戦を経て、今もややこしい状態みたいだ。
石油の利権があって、アメリカも関係した時期もあったのだと思う。
そんなことがあるから、こういう映画が作られたんだろう。
宗教と民族が絡むと、虐殺が起きる。

スーダンから来た黒人にも、最初からアメリカ人のように接するのは、さすが移民の国アメリカだと思う。
アメリカに来た彼らが言うこと、することにいろんな細かいギャグがあった。
ここは見ていて面白い。
移民局、福祉局、職業斡旋局など、いろんな人が彼らの熱意に打たれて支援の手を差し伸べる。
そうでないことも多いのだろうが、アメリカは懐が深い。

9.11が絡んで、スーダンの援助もややこしくなったところをみると、ここにもテロリストが潜んでいるという疑いがあったんだろう。
世界は善意が通じるところばかりではない。

グッド・ライ〜いちばん優しい嘘〜 という題名の意味は、最後のお楽しみ。

なんとも言えないエンディングだった。

いい映画だ。




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