考えたこと2

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手術支援ロボット
ロボットが進んでいるのが医療領域らしい。
こないだ、前立腺ガンになった人の話を聞いた。
その人によると、今は前立腺ガンの治療は、ロボット手術が普通らしい。

ロボット手術というと、「ダ・ヴィンチ」。
Wikipediaによると、「da Vinci(ダ・ヴィンチ)こと、da Vinci Surgical System(ダ・ヴィンチ・サージカルシステム、ダ・ヴィンチ外科手術システム)とは、米国インテュイティヴ・サージカル社が開発したマスタースレイブ型内視鏡下手術用の医療用ロボット。」とある。

医者が離れたところでモニターを見ながら、フットペダルやコントローラーで、三次元内視鏡と手術をする鉗子をあやつり、ロボットがそれを実際にやる、ということらしい。
手で鉗子をコントロールする仕組みは、手がぶれても大丈夫なように、手ブレ防止機能がついている。
ズームして見ることもできて、かなりの精度でできるらしい。

数年前なら前立腺ガンの手術というと外科手術だったが、今はもう内視鏡でロボットでやる。
人間が実際にやるより、精度が高い。
このサイトで動画を見ることができる。
縫合するところをやっているが、本当に上手にできるようだ。

エライものだ。
でも、これはロボットと言っても自分で判断するのではなく、人間が操作するものなので、今流行りの人工知能ではない。
人間の能力に付加価値をつけるものだろう。

ここまで来たら、次は自動化になる。
摘出部分を指示したら、自動で切り取ってしまう、とかはわりと簡単にできそうだ。
いつかは人間がやるよりも、機械がやった方が精度が高くなるのだろう。
ミスも少ないかもしれない。

そこで問題になるのが、万一失敗した場合の責任の所在。
ロボットがミスした、ということになると、どうなるのだろうか。

いろいろややこしいことが起きそうだ。

でも、不器用な人間に比べたら、ロボットのほうがマシだろうなあ。
病院によっては、不器用な人間を止めることも出来ないようだし…。

ちなみに、このロボット、1台3億円もするらしい。
2014年1月現在、国内に40台導入されているとのこと。

さすが日本。
医療先進国だけのことはある。


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