![]() |
2015.04.04 Saturday
イヌのストレス
イギリスで飼われているイヌの80%が何らかの行動性の症状で悩まされている。
あのペットを大事にする国、イギリスで、だ。 その多くが、誰もいない家に何時間も取り残されることと関係しているらしい。 中には人間の抗うつ剤をもらったり、獣医から動物用の薬剤を処方してもらっているイヌもいる。 イヌはもともと群れで行動する動物だから、一人ぼっちで長い時間過ごすのは苦手だろう。 そういう意味ではネコのほうが強い。 調査によると、「犬の飼い主の4分の1が、平日は5時間以上彼らを家の中に置き去りにしており、散歩に連れて行ってもらえない犬が250,000匹もいる。これは深刻な行動問題を引き起こす。」という結果。 まあ、こういう調査を行うということが、動物愛護の国イギリスだろう。 イギリスに25万匹いるのなら、日本にはもっといるような気がする。 でも、昔に比べると、だいぶマシにはなったと思う。 時々川沿いに散歩に行くが、多くの人がイヌを連れて歩いている。 朝晩は家の前をイヌ連れで通る人も見かける。 少子化の影響で、ペットの面倒を見る時間ができたんだろう。 Webでみると、たしかに動物用の抗鬱剤もある。 飼い主が可愛がりすぎて、飼い主と離れるときに分離不安があり、それで問題行動を起こすという時に処方したりするらしい。 テレビで時々やっているが、家財を噛んだり、吠えまわったり、走り回ったりしているなあ。 イヌは必ず散歩に連れて行かないといけないということだ。 分離不安を起こすから、イヌをネコかわいがりしてはいけない、ということか。 ネコはネコかわいがりしても、自分勝手にやるのだろう。 ペットのページを見ると、イヌの方が分離不安が強いと書いてあった。 昔はイヌを飼っても、ずっとつないでいる家もあったと思うが…。 イヌもだんだんと文化的になって、繊細になっているのかもしれない。 そのうち動物愛護法にも盛り込まれるかもしれないなあ。 |
![]() |