考えたこと2

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人生の特等席
クリント・イーストウッド主演の2012年作品。

年老いた野球のスカウトの役。
33歳の娘は弁護士。
もうすぐアソシエイツ(経営者の一員)になれるという直前のところ。

今やコンピューターが使えないスカウトは時代遅れだと言われている。
そんなものは役に立たない、という父親。
目で見て音を聞いて初めて判断できるという昔気質のスカウトを、イーストウッドが好演している。

娘は小さいころスカウト稼業で全米を連れて回られ、野球に詳しくなった。
それでも、母が亡くなり、ある時から父と別れて暮らすようにされた。
それが、彼女が弁護士になって働いた源になっている。

年老いた父親が娘との過去の確執を乗り越え、親子の絆を深める。
そんな映画だ。

こういう映画を見ると、本当にアメリカ人は野球が好きなんだと思う。
映画の中で、70年代のチームや選手、ワールドシリーズの成績などの会話がある。
もちろん、脚本だとわかっているが、そういう会話を楽しむというのが、野球好きの人たち。

父親は娘を人生の三等席に座らせたくなかった。
高校を回って選手を見て、バーで飲み、同じスカウト仲間と情報交換する生活。

それは本当は人生の特等席だった。

主演のクリント・イーストウッド、娘役のエイミー・アダムス。
どっちもいい演技だった。

| | 映画・舞台 | 21:55 | comments(0) | trackbacks(0) |

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