考えたこと2

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レーザー光線
光線銃というと、昔のマンガにはよく出てきた。

特に、手塚治虫や石森章太郎のSFマンガには欠かせない。
引き金を引くと、ビビビ…という音とともに光線が出る。
光線に当たると、相手は倒れる。
当たって、死ぬかどうかは描いてなかったと思う。
スーパージェッターにはパラライザーという光線銃が出てきて、これは当たると一時的に麻痺するという説明があったと思う。

しかし、今や昔の光線銃が現実のものになった。
アメリカの海軍などでは、レーザー兵器としていろいろと開発されているらしい。
何がメリットかというと、弾を打つのには弾のコストがかかるが、レーザーは光線なのでコストが安い。
ミサイルなら一発あたり数十万ドルから数百万ドルかかるのが、一発1ドル以下という安さ。
これは大きい。
兵器のランニングコストを考えると、画期的だろう。

さらに、物理的に弾がなくなることがないので、撃ちまくることができる。
また、弾が早い。光の速さで届くというか、エネルギーを持った光なのだから、当たり前だ。
そして、落ちてくる心配をしなくていい。外れても地上の別のところに被害が及ぶということはない。
ただ、宇宙衛星や飛行機に当たることはあるが…。

そういえば、007の「ダイヤモンドは永遠に」という映画は宇宙衛星にダイヤモンドを載せたレーザー銃が出てきて、世界のいろんなところを攻撃するというストーリーだった。
あれがもう実用化に近いということだろう。
いずれ各国がそういうレーザー砲衛星を打ち上げれば、お互いに抑止力になって、核兵器の代わりになるかもしれない。

どれほど強力なレーザー光線が出せるようになっているのかはわからない。
しかし、アメリカの議会報告の中で言われているのだから、びっくりする。

アトムの世界は21世紀だったと思う。
手塚の未来予想は、光線銃に関してはあたっていると思う。
今は兵器の段階だが、今世紀中には武器も開発されるだろう。
拳銃は文字通り光線銃になる。

思えば、レーザーポインターが出てきたのは十数年前か。
あれがいつかは武器になるということだ。

世の中の変化は早い。

1960年代のマンガは現実になろうとしている。


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