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2014.06.08 Sunday
音楽の価値2
昨日の続き。
音楽の価値は他にもある。 人生に彩りを添えるという価値だ。 それはお金で計れる価値が下がっても、依然としてある。 お金では測れない、精神的な価値だ。 ふらりと入った店のBGMで、懐かしい曲が流れたりすると、なぜかうれしくなったりする。 ある日、ある場面で聞いた曲が、生涯忘れられない曲になったりする。 ある時、突然歌詞の意味に気がついて、ああ、これはこういう曲だったのか、と感動したりする。 ウォークマンができて、音楽が持ち運べるようになり、運動選手などが試合の前にヘッドホンをかけているのをよく見る。 自分の好きな曲を聞いて、自分を落ち着かせたり、気持ちを奮い立たせたりできるんだろう。 朝起きた時や通勤の時にふと口ずさんだ曲が、その日の自分の曲になる。 音楽はそういうお供もしてくれる。 そして、落ち込んだ時には、音楽が癒してくれたり、勇気づけてくれたりする。 夜、一人で聞いていて、涙が出たりする曲があるだろう。 いつもいつも、そうなるわけではない。 でも、そういう時もある。 そんな曲のストックが多ければ多いほど、落ち込んだ日が多いということかもしれない。 そういう曲が人生を彩ってくれる。 何もなく平穏な人生もいいだろう。 でも、そうでない時もある。 そんな時、音楽はこころの友になってくれる。 |
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