考えたこと2

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農協は要らない
日本の農業を強くするために、農協の影響力を下げようとしているようだ。
それは正しいと思う。
JAは長い目で見て、日本の農業を滅ぼしていると思う。

実際、この記事によると、「一時618万戸を超えた農家の数は直近で約253万戸まで減った」とある。
いくらお金がもらえるからと言っても、休耕していてもらえても、希望がないだろう。
そんな政策を政府やJAが進めてきたから、こんなに農業に携わる人が減ったのだと思う。(あくまで一因だが)
まあ、ぼくの知識は何十年か前の立花隆のルポ「農協」。
でも、概ね今も変わっていないと思う。

見本にしたいと思うのは、こないだ記事があったオランダだ。
この記事によると、オランダは日本と比べて、人口が13%、国土が11%、農地面積が42%だが、農作物の輸出は2790%、なんと27倍だ。
この輸出額は893億ドルで世界2位とのこと。
ちなみに日本は32億ドルで57位だ。

これではせっかく和食が世界遺産に指定されても、それを広げることはできないと思う。
せっかく和食が世界遺産になったのなら、それを食材も含めて輸出したいと思うのはぼくだけだろうか。
今はもう円安になったら貿易赤字になる、つまり工業製品の輸入になっている日本だ。
この際、農作物はどんどん輸出するべきだろう。

オランダは回りに国がたくさんあり、陸路で輸出できる、というメリットがある。
こういう時に島国は損だ。
日本は常に海路か空路での輸出になって、手間がかかる。
そういうデメリットがあっても、輸出できるものをつくらないといけない。

コメなどぴったりではないか。
少々高くても、買ってくれるのではないか。
アジアのGDPが上がってきているのは追い風だろう。

休眠している農地を集約して、大規模な農業法人を作って、生産できないのかなあ。
そうすれば、備蓄もたくさんできるし、凶作があっても輸出をやめればなんとかなる。

何より、農業をする人たちが希望を持ってできるようなことを考えてほしい。
休耕したらお金がもらえるというような、民主党のやった戸別補償など、愚策だと思う。
どんどん作る方にモチベーションを上げるほうがマシだ。
それを補助すればいいのだ。

エネルギーがなければ、農業もできないが、それは何とかするとして、農業をやる人たちが自らやる気を出せるような政策をやってほしい。

そのためには、JAははもう要らないと思う。

もちろん、農林中金も要らない。


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