考えたこと2

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ユーミンの場所
こないだダイエーのCD売り場に行って、暇つぶしにうろうろしていたら、いろんな新譜があった。
エグザイル、メイジェイ、桑田あたりは、ぼくも知っている。
もちろん、普通の棚ではなく、目立つところにあった。

そうそう、そういえばユーミンも何か出していたなあ、と思って探すとJ-Popのところにはない。
何かの間違いかと思って、何度も見た。
荒井由実かもしれないと思って、「あ」のところを見てもない。
ユーミンかもしれないと思って、「ゆ」のところを見てもない。
もちろん松任谷由実の「ま」のところにもない。
何かの間違いかと思って、もう一度見たが、見当たらない。

J-Popの後ろ側に「大人のポップス」みたいなコーナーがあった。
要は中高年向けの古い人のCD。
弘田三枝子とか、太田裕美とか、ちあきなおみとか、まあいえば昔の歌謡曲のようなCDが並んでいるコーナーだ。
なんと、そこに松任谷由実があった。
山下達郎もそこにある。
いったいどないなってんねん、と目を疑った。

ユーミンや達郎といえば、今のJ-Popの前身のニューミュージックの草分けと言っていい。
そのミュージシャンが「大人のポップス」とは…。

その店の従業員は20代か30代。
間違いなく、昭和は知らない。
ユーミンや達郎が出てきたのは昭和50年代。
だから、十把一絡げで大人のポップスに分類されるんだろう。

ぼくは昭和50年当時、レコードを聞いて、その洗練されたメロディーラインやアレンジに驚いた覚えがある。

ユーミンの「コバルトアワー」や、達郎の「ウィンディ・レイディ」なんかは、当時の洋楽と比べてもひけをとらない音楽だと思った。

でも、もう古いんだろう。
山下達郎は61歳、ユーミンは今年60歳のはず。もう還暦だもんなあ。

老兵は去りゆくのみ。
でも、あの人たちがいたから、今のJ-Popがあるんだよ、と無言で言っておいた。

ひょっとしたら、今の中高生はJ-Popの”J”はジャニーズのJだと思っているのかもしれんなあ。
もう今はやっていないが、時代劇の水戸黄門で、助さんをやっていたあおい輝彦がメンバーだったのがジャニーズだ。
ジャニーズって、なんだと思っているのかな。
単なる事務所の名前だと思っているのか。

ジャニーズも十分古いのだ。



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