考えたこと2

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自分で考える
朝のテレビで、小学校の通学路について考える、というニュースをやっていた。

あるPTAが子供の目線で通学しているところをビデオに撮って、それを見せて小学生に安全に通学するにはどうしたらいいか、ということを考えさせていた。
女性の先生がきつい口調で「さあ、どうしたらいいか、考えて」と言っていた。
そして、子どもたちが「クルマに気をつける」とか「他の人のことも考える」とか、言っているところが画面に写っていた。
こういう場面をみて、いつも違和感がある。

子どもたちが「自分で考える」というのは大事だ。
しかし、自分で考えられないからこそ、教育するのではないか。
教育した結果、自分で考えるということができるようになる、というのがステップだ。
「考える」ということは難しい。

今の先生は子どもに考えさせすぎではないか。
きっと学習指導要領にもそんなことが書いてあるのだろう。
しかし、その前の知識や経験をすっ飛ばして考えることなどできるのだろうか。
学校で教えることは、新しい知識だ。
それを教える段階で、考えることなどできるのだろうか。
そんなものは本当に考えているのではない。
経験を積まないとわからないこともあるのだ。
「考えさせる」ということで、教えることから逃げているような気がする。

もっとまじめに教えないといけないのではないか。
頭から教えたほうがいいと思う。
自分自身で考えるプロセスはムダだと思う。

それは、子どもに考えさせるという体裁はとっているが、言わせているだけだ。
考えることは強要されてできることではない。
結局は考えることを放棄させているような気がする。

と、しょうもないことを考えた。

でも、大事なことだと思うのだが…。


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