考えたこと2

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Don't let me interrupt you.
皿洗いをしている奥さんに、FBIの操作官が「気にしないで、皿洗いを続けてくれ」といった時のセリフ。
直訳すると、「私にあなたの邪魔をさせないでくれ」という意味になる。
こういう言い方が、英語らしい英語だろう。

英語がネイティブではない人は、どうしても”Please continue your work.”(あなたの仕事を続けてください)というようなことを言ってしまいそうな場面。
でも、これは”please”をつけているとはいえ、あなたに対する命令形であって、ぶっちゃけた言い方をすると、「続けなさい」という意味だから、聞く方にとってはキツイのかもしれない。

ここで、「私に〜させないでくれ」という言い方をするのが、英語の丁寧語のような気がする。
”please”を使えばいいというものでもないのだろう。
聞いていて、なるほど、というセリフだった。

Don't let me〜という言い方はビートルズの唄にもあった。
Don't let me downという曲だ。私をがっかりさせないでくれ、というような意味だと思う。

そういえば、”Don't Let Me Be Misunderstood”という曲もあったなあ。
だれが歌っていたか忘れたが…。
とても回りくどい言い方のような気がする。
私を誤解させないでくれ、という意味だろうから、”Let me understood”と言えばいいのに、これを”Don’t let me be misunderstood”という風に言う。
ネィティブが聞いたら、それなりのニュアンスがあるのだろう。
まあ、字余りだったからそっちを選んだということもあるのかな。

英語には日本語のような丁寧語や謙譲語、尊敬語というのはないが、こんな形で丁寧さを表しているのだと思う。

外国人が日本語の敬語を覚えるより、こちらのほうが難しいのでないか。
はっきりとした「敬語」というシステムがないからだ。

Don't let me interrupt you.
こういう言葉をすっと言えるようになったら、ネイティブ並みなんだろう。



| | 英語 | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) |

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