考えたこと2

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人間至るところ青山あり
「人間」は「じんかん」と読む。「にんげん」ではない。
「じんかん」は世間のこと。
「青山」は「せいざん」と読む。「あおやま」ではない。
「せいざん」は墓場のこと。

この言葉は中国の故事や漢詩からきた言葉かと思っていたら、違うらしい。
YAHOO知恵袋によると、日本人が作った漢詩から来た言葉だという。

上記サイトによると、元の詩は「男が志を立てて故郷を出るならば、学問が成就しないうちは死んでも還らないぞ。骨を埋めるのは故郷の墓地だけではない。この人の世、どこにでも墓となる場所はある。」という意味とのこと。

この最後の部分が「人間至るところ青山あり」という言葉の元になった。

「じんかんいたるところせいざんあり」というこの響きがいい。

青山は墓場のことだが、これは自分が骨を埋めるところ、というような意味だろう。
そう考えると、「世間には、どこにでも自分が骨を埋めるところがある」という意味になる。
つまり、世間は広いから、どこにでも自分が活かせる場所があるはずだ、ということだ。

こないだ、ラジオドラマで会社が倒産して失業した息子に、父親がこの言葉を言っていた。

そういう時に使う言葉らしい。

どこにでも、自分を活かす場所はあるんだから、それを見つけて頑張ろう、というような意味合いだ。
友だちなら、君の骨は拾ってやるからな、という感じか。

覚えておこう。

しかし、この言葉ももう死語かな…。




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