考えたこと2

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オガララ帯水層
アメリカのトウモロコシの生産は3億5千万トンくらい。
当然世界一の生産量。
五大湖の南側をコーンベルトといって、そこが主な生産地になっている。

このコーンベルトでトウモロコシを生産するためには、当然水が必要だ。
この地域の水を支えているのが、オガララ帯水層というもの。

Wikipediaによると、「世界最大級の地下水層で、総面積は450,000km²(日本の国土の約1.2倍)におよび、アメリカ中西部・南西部8州にまたがる」と書いてある。

とにかく、地下にたくさんの水がある。
何でもこの水は氷河期に蓄えられた水らしい。
もともと、この地域はあまり降水量がなく、当然使っていたらなくなる水源だ。
すでに井戸がだいぶ枯れたりしている。

これは大変なことだ。
世界一の穀物の生産地が、いずれなくなる水源に頼っている。
トウモロコシは半分以上が家畜の飼料になっているが、この生産量が落ちると家畜が飼えなくなる。
そうなると、酪農ができなくなったり、肉の生産量が落ちる。
そうなると、飢餓が発生し、争いが起きるのは人間の常。

21世紀は水の世紀だというが、こんなところにも水の問題がある。

地球にはたくさん水があるように思えるが、人間が使える真水は全体の0.8%しかないらしい。
意外と少ない真水。

でも、日本は真水が多い国だ。
水資源にだけは恵まれていると思う。

そういえば、イギリスに行って、日本の調子でクルマを水洗いして、近所の人たちに驚かれたという話を聞いたことがある。
あんなふうに水を使えるのは、日本の特殊事情らしい。

そうすると、21世紀は日本の時代かもしれない。

この水を使って、もっと農業をしないといけないのではないか。

そんな気がする。

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