考えたこと2

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合理的ではない世の中
「若いからまだわからない」とか、「年をとったらわかる」、という事をよく言う。
そう言われると、若い人は不満らしい。
そんなことがあるか、という不満だ。

若いと、世の中合理的にできている、と思っている。
合理的なのは、教科書の中の世界だけだ、ということがわからない。
何にでも一つの答えが出ると思っているのだろう。

もちろん、自然科学の世界は別だ。(本当は別ではないが…)

実際の世の中で起こっている事は、ほとんど合理的ではない。
リクツがつかない。理由がわからない。理不尽だ。何でこうなったのかわからない。
こんな事態になる。

「合理的」には年は関係ない。
だから、「年をとったらわかる」という言葉はオカシイと思う。
わかるものは今わかるし、わからないものは年をとってもわからないはずだ、ということになる。

これは仕方がない。
若い人は合理的なものを理想としているはずだ。
ぼくも若い頃はそうだった。
AならばB、BならばC、だから、AならばC、というような命題は年に関係なく成り立つ。
この世の中はそういう仕組みでできていると思う。
そうでなければならないとさえ思う。

でも、実際は違う。
自分で年をとらないとわからない。
世の中は理不尽で、アンフェアで、どうしようもないものだということがわかってくる。
それが人間の集まりなのだ。

人間はどうしようもない悪さもするし、びっくりするような良いこともする。
それはそうなんだから仕方がない。
それを受け入れて生きていくしかない。

それは残念ながら年をとらないとわからない。

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