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2014.03.04 Tuesday
ソウルフード
テレビで世界のファストフードというのをやっていた。
ちょっと見たのだが、いろんな食べものがある。 その中で、聞いたことがなかったのが、チタリングス。 豚の小腸を茹でたもの。 ソウルフードというカテゴリーの食品だという。 調べてみると、ソウルフードというのは「アメリカ合衆国南部で奴隷制を通して生まれた、アフリカ系アメリカ人の伝統料理の総称」とのこと。 今まで聞いたことがなかった。 記事によると、フライドチキンもその中の一つだという。 Wikipediaでフライドチキンをひくと、「アメリカ南部に移民したスコットランド移民の鶏肉料理が、アフリカ系アメリカ人の使用人に伝わり、現在の調味料やスパイスを使用したアメリカ風フライドチキンの調理法が形作られたといわれている。」と書いてあった。 その言い方でいくと、ぼくのソウルフードの一つはさしずめ「お餅のお茶漬け」だ。 この食べ方は、誰に言っても「そんな食べ方聞いたことがない」と言われる。 いまだかつて、「ああ、そういう食べ方もあるなあ」と言われたことがないのだ。 ぼくが幼稚園の頃、母から教わった。 おそらく、当時母が読んでいた暮らしの手帳か何かに出ていたのだろうと思う。 料理法は簡単だ。 まず餅を焼く。あまり焦げ目がつくほどではなく、プーッと膨れたくらいでOK。 それをお椀に入れ、味の素と塩と醤油を適量かける。 そしてお湯を入れるだけ。 好みで塩昆布、かつお節、とろろ昆布を入れる。 味付海苔を入れてもいける。 それだけだが、醤油は湯を入れる前に直接餅にかけるのが正解。 塩昆布を入れるのなら、塩の量は調整する。 味の素はこの時のために買ってある。 これは次男が受け継いだ。 ソウルフードは受け継いでいかないといけない。 |
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