考えたこと2

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スコヴィル値
スコヴィル値とは、トウガラシの辛さの単位。

この単位、今はトウガラシに含まれている辛さの成分、カプサイシンの量を測って値を決めるようだが、Wikipediaによると、それ以前は「トウガラシのエキスの溶解物を複数(通常は5人)の被験者が辛味を感じなくなるまで砂糖水に溶かし、その倍率をスコヴィル値としていた」とのこと。

普通のピーマンをゼロスコヴィルとすると、ハバネロは30万スコヴィルになる。
タバスコ社(正式にはMcIlhenny社)のホームページを見ると、いろんなスコヴィル値のソースが売られている。
一番辛いソースがハバネロソースで7000スコヴィル程度。これは家にある。

辛いものというのは、どこの国でも愛好者がいるらしく、アメリカのブレア社というところは「デスソース」というのを作っている。
もちろん、デスはDeathで、死ぬほど辛いということだろう。
入れ物にはガイコツの絵が書いてある。
ここのウルトラデスソースは117万スコヴィル。

このスコヴィル値の最大は純粋なカプサイシンの結晶で、1600万スコヴィル。
辛さ成分そのものだから、トウガラシ系でこれより辛いものはない。

だいたい、暑いところは辛い食べ物が多いと思う。
暑さで食欲がなくなるのを防ぐために、辛いものを食べる。
汗をたくさん出すことで、体温を調節するという効果もあるらしい。

インドのカレーなどはまさにそうだ。
トウガラシに限らず、いろんな辛いスパイスがある。

インドネシアに出張したとき、薬味で出ていたハバネロをまるまる1個食べて、しばらく口の中の感覚がなくなった。
普通のシシトウだと思ったのだ。
この時は強烈だった。
その時に食堂で食べたものは味がわからなかった。

しかし、辛いものには慣れがある。南米かどこかのロケで、辛いものは得意という人に実際にトウガラシを塗りたくったものを食べてもらっていたが、それは平気で食べていた。
しかし、日本のワサビを食べたとたん、これは無理、と吐き出していたから、味覚には慣れがあるのだろう。

ワサビは日本発の辛さだ。
英語でもwasabiという。
あの鼻と目に来る辛さは独特のものだ。

ワサビやトウガラシやスパイスの辛さを統一する単位は作れないものだろうか。

「辛さの統一単位」これはできたら素晴らしい。
ノーベル賞はもらえないだろうが…。

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