考えたこと2

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ハインリッヒの法則
一つの致命的な事故が起こったら、その背後には29の軽微な事故があり、またその背景には300の異常がある、というのがハインリッヒの法則。
要は事故が起こる時にはバックグラウンドがあるということだ。
その予兆の間に問題を潰せる組織が生き残り、それを潰せない組織はダメだということだろう。

小学校の関連のニュース。
「子どもたちのための本や絵の具などを盗んで、インターネットで転売していた小学校教師の男が逮捕された。逮捕された教師の男は「小遣い稼ぎのためにやった」と容疑を認めている。」とのこと。

学校というのは基本的に性善説で運営されている。
悪い人はいない、という前提。
特に小学校はそうだろう。
まあ、児童にはそんな悪事はできない。

しかし、先生に悪い人がいないとは限らない。
今回の事件でも、ちょっとずつオークションに出して売っている。

こんなことをやってもバレない、と思うところが情けない。

もともとハインリッヒの法則は工場などの事故が対象だが、今回のような事件でも考え方は適用できる。

もちろん、やった人が悪い。

しかし、そんなことができる、という環境が事件を誘発する。

性善説で運営されている学校のような組織は、どうしてもそのあたりの管理が甘い。
昔はそれで良かったのだろう。

でも、残念ながら今はそれではダメだということだ。

今回、こんな事件が起きたということは、その背景にもっと多くの可能性がある、ということ。

性善説はコストが安いのだが…。


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