考えたこと2

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資格のわな
就職するのは大変だ。
学生と社会人のギャップがだんだんと大きくなっているからだ。
そのため、多くの親が何か資格を取っておけば…、と考える。
高校生も同じだ。
資格を過信することになる。

それに悪乗りしているのが大学業界。
いろいろな資格があり、この学部に入ったらこんな資格が取れるという宣伝もしている。
パンフレットを見たら「目指せる資格」などというページがあり、そこにいろんな資格が書かれている。
中には学会が資格を新たに作ったりもしている。

おなじみの教員免許は、オリエンテーションをやって、教職課程担当の先生方の職を守るために、多くの学生を誘導する。
教職免許を取っても教員採用試験に合格しないと教員になれない。
その仕組さえよくわかっていない学生もいる。
数年間にわたって、現役で教員になっていない学校も多いのではないか。

当たり前だが、取るのが比較的やさしい資格は就職の役には立たない。
なかには大学院までいかないと取れない資格がある。
なかなか食えない資格でも、だ。

そんな資格に高校時代に憧れてしまうと、一生の問題になる。

前にも書いたが、資格さえ取れば食えるというものではない。
難しい資格ほど、取れば食えるという側面はあるが、あくまで「人」が問題になる。
弁護士でさえ、今はなかなか食えない時代。

他人と全くコミュニケーションが取れないような人は、いくら弁護士資格を持っていても、仕事はできない。
計算ができない人には、経理を任せられないのと同じことだ。

まずは人。
その次にやる気。
最後に資格。
そういう順番になる。

だから、資格は何を取ったらいいかと聞かれたら、パソコンと英語と答えればいい。
この2つは汎用の資格で、どこでも使える。
後は漢検準2級以上、できれば2級。
それ以外は「国家資格」を目指すくらい。

上記以外の資格は、自分が何をやりたいのか、その目的に応じて取ればいい。
取ったからといって、それで就職できるとは思わないほうがいい。

くれぐれも手段と目的を間違えないように。



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