考えたこと2

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コメの輸出
前から不思議に思っていることがある。
これからの世界は70億の人類を食わさないといけない。
水や食料はこれからの時代、争奪戦になる。

日本人はコメを食べなくなったという。
だから、コメが余る。余れば値段が下がるから、コメの価格を維持するために減反をした。
休耕田が増えたらしい。
せっかくコメを作ることができる田を、無駄に放ったらかしにしたのだ。
いくら休耕してもお金が出るといっても、農家の人たちのやる気はなくなっただろう。
今までの経緯はそんなことだったと思う。

しかし、消費量が減った時点でコメを輸出するという手はなかったのか。
日本のコメは高い。
同じ補償をするなら、輸出のコメに補助を出したらよかったと思う。
そうしたら輸出のルートも探すことができたはずだ。

たしかに当時はアジアは貧しかったので、日本の高いコメを買えなかっただろう。
それなら欧州やアメリカに市場を求めればよかったのだ。
栄養のバランスは穀物の中でコメは一番だ、とか農水省と経産省で組んで販売製作を作れば何とかなったのではないか。
休耕というのは最悪の策だ。

そうやってコメを作り続けていれば、食料自給率が下がることもなかった。
農水省には、日本のコメは日本でしか食べないという気持ちがあったのではないか。
TPPに対する農水省のいうことを聞いていると、そんな気がする。

農業を輸出産業にする、という前提があれば、休耕というような策はなかったはず。

そういう事を考えていれば、増産が善になる。

2018年に減反政策はなくなる、という予定だが、今からでも遅くない。
食料の自給率を上げるためには、食料を作ることが必要で、そのためには輸出することだ。
そうすれば、いざというときに輸出をやめて国内で食べることができる。

まあ、もともと石油がなければ、農業は成り立たないのだが…。

でも、少しはましだと思う。



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