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2014.01.02 Thursday
最近の音楽
年末にテレビで音楽番組を見た。
しかし、よくわからないのは、女性ではももいろクローバーZやきゃりーぱみゅぱみゅ、男性ではゴールデンボンバーというようなカテゴリーの歌手が普通の歌番組はともかく、紅白にまで出てくるのかということだ。 あれらの歌手は昔なら「みんなのうた」に出てくる色物のグループだったろうと思う。 「カワイイ」ければ何でもいいのか。 「オモシロ」ければ何でもいいのか。 最初から最後まで声にエフェクトをかけて、生の声がわからない。 昔ならコミックソングだと言われているはずだ。 それとたくさんで出てくるのに、みんなユニゾンで歌うグループ。 何のためにメンバーが演奏もしないのにたくさんいるのか。 音楽の要素は、メロディー、リズムそしてハーモニー。 ハーモニーを作りたいとは思わないのか。 昨日も書いたが、出てくる人数が多すぎる。 AKB、SKB、HKT、NMBはなんで20人も30人も40人も出てくるのか。 あれらの人たちは、にぎやかしで出ている感はないのだろうか。 マイクもダミーだろうし。 まあ、最近は口バクも増えたから、同じことかもしれないが…。 エクザイルも曲の間に踊る人が増えた。 楽屋も大変だろう。 音楽はどんどん見る要素が増やされた。 12月30日に大滝詠一が亡くなった。 佐野元春と山下達郎と一緒にやったナイアガラ・トライアングルはぼくも持っている。 滝のように音の壁を作る、そういう音作りをする人だった。 たくさんの人に楽曲を提供した。 見れくれよりも、音作りにこだわった音の職人という感じだったが、彼岸に行ってしまった。 65歳はまだ早い。 彼は今の音楽ビジネスをどう思っていただろうか。 |
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