考えたこと2

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おおかみこどもの雨と雪
金曜ロードショーを見た。

オオカミ男のこども二人を育てる母親のストーリー。
不幸にもオオカミ男は亡くなってしまった。

子供が未来を選択するのは難しい。
ましてそれが人間として生きるか、オオカミとして生きるかという選択になるとなおさらだ。
小さい頃に十分オオカミとしてふるまう姉は、学校に入り、人間として生きることを選ぶ。
弟は逆だ。
小さい頃にオオカミには違和感を感じていたが、人間の年で10歳になって、オオカミとして生きることを選んだ。

豪雨の日に10歳になった弟は家を出る。

10歳はオオカミとしてはオトナだが、人間としてはこどもだ。
母親としてはまだまだ保護して育てたい。
しかし、人間の母親には限りがある。
オオカミの作法は教えられない。

彼はオオカミになって、山に入る。

豪雨のあと、晴天になる。
そして、日の出とともに彼の遠吠えが聞こえる。

そして母は悟る。
これでよかったのだ。

おおかみこどもの姉弟は、一人は母の道を選び、一人は父の道を選んだ。

親離れ、子離れの物語だ。

母は一人、今も山で暮らす。

きっと母は亡くなったオオカミ夫に語りかけているのだろう。

「これでよかった…」

そんな映画だった。






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