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2013.12.15 Sunday
2年で引退
今日は次男のスゥイングの定期演奏会に行ってきた。
ジャズのビッグバンドはいい。 若い人たちが頑張っているのを見るのは楽しい。 本当にやりたいことを楽しんでやっている。 そういう姿が見られるのは、大学のクラブ活動だ。 しかし、今の大学生は4年間クラブ活動をやることができない たいがいのクラブは2年で引退する。 次男のところも同じだ。今日が2年目の演奏会。早い引退になる。 ぼくは落語をやっていた。 昭和50年4月から54年3月の4年間。 ぼくらの頃は引退は4年の秋だった。 年に2回の寄席があり、1回生の春の寄席に出て、4回生の秋まで8回の寄席に出た。 もしも2回生で引退していたら、落語はあまりうまくならなかっただろう。 別にプロになるわけでもないし、うまくならないといけないわけではないのだが、しかし、やるからにはうまくなりたい。 なんでも、一人前になるためには最低3年はかかる。 もちろん、たった3年ではダメなのもわかっているが、アマチュアでやりました、と言えるだけの技能をつけようと思うと、やっぱり3年だ。 だから、2年で引退は気の毒だ。 せっかくやったのなら、続けたらいいのに…、と思う。 しかし、3回生になったら就活があるから、2年で引退するのだろう。 就活のために2年で引退というのは本当にもったいない。 みんな楽しそうにやっていた。 大学から始めたという学生もいた。 トロンボーンやベースを始めて、たった2年で引退しなければならない。 その意味では来年の3回生から、就活開始は春休みになるというのはいいことだ。 せめて3年はやらせてあげたい。 2年で引退は気の毒だ。 これも就活の弊害。 |
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