![]() |
2013.12.07 Saturday
沖縄
沖縄弁は今まであまり聞いたことがない。
しかし、沖縄でやっている上方漫才を聞いていると、「北」のことを「にし」というのをギャグにしていた。 これは本当なのか調べてみると、確かに「にし」というらしい。 「東西南北」のことを「あがり、いり、ふぇー、にし」という。 「東」は日が昇るから「あがり」、「西」は「イリオモテヤマネコ」の「いり」、「南」は「ふぇー」、「北」は「にし」という。 「いらっしゃい」は「めんそーれ」で、「こんにちは」は「はいさい」、「がんばれ」は「ちばりょー」。 そういえば、そういう歌もあったり、具志堅が言っていたりする。 「美しい」を「ちゅら」というのはNHKのドラマでやっていた。 以前、宮崎に通っていたことがあったが、鹿児島に近いところで、結構特徴的な言葉を話していた。 スナックで土地の人同士で話していると、全くわからない。 そして、この沖縄弁。 北のことを「にし」というのは知らなかった。 日本の南端の沖縄は、やっぱり南方系の感じがする。 濃い表情、濃い顔。 ヒゲなども濃い。 ラジオやテレビのおかげで、標準語が広まった。 教科書にも標準語が使われる。 だから、話が通じるが、昔は苦労しただろう。 幕府の役人などが江戸から来ると、通訳がついたのではないか。 元は琉球王国。 それが日本に結果的になったのは江戸時代。 「琉球の風」という大河ドラマがあった。 大河ドラマは「太閤記」と「赤穂浪士」を昔見たが、その後はほとんど見ていない。 でも、なぜか「琉球の風」は見た覚えがある。 琉球の政府は、インドのガンジーのように、抵抗せずに薩摩に首里城を明け渡したと記憶している。 沖縄は、地理的に重要な意味があるのだろう。 東西の緊張がなければ、普通の平和な島だったと思う。 |
![]() |