考えたこと2

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ペットは飼い主の鏡
最近ペットの番組をよく見るが、ペットというのは飼い主の鏡だということがよくわかる。

問題のあるペットの飼い主は、何らかの問題を抱えている。
ペットと正しく向き合える飼い主は、ペットを正しく制御していると思う。

溺愛はよくない。
番組を見ていると、甘やかされた小型犬が良く出てくるが、これはたいがい飼い主の溺愛が問題だ。
むやみに褒めるから、何をしても許されると犬が理解する。
犬が悪いわけではない。飼い主が悪いのだ。

猫のマーキングの問題もよく出てくる。
自分に自信が持てなかったり、縄張りを脅かされていると、マーキングをする。
多くは原因をつきとめ、猫に自信を持たせるために居場所を作ったり、運動させたりすることで解決する。
猫のトイレにも好き嫌いがあって、その猫が気に入るものに変えるのも効果的らしい。
大型の猫や若い猫はおもちゃで遊ばせて、運動させないといけない。
外に散歩に行かない分、運動不足になりやすい。
猫専用の庭を作るのも効果がある。
もちろん、ネットなどで外に行かないようにしておく。
猫も外でひなたぼっこしたりすることが必要らしい。
もちろん、外でおしっこをする癖もつけられる。

問題がある場合はほとんどが、人間とペットの境界をちゃんと引いていないことだ。
溺愛もそうだし、問題行動を問題だと思わないことが問題だ。
ペットは人間の友達だが、ペットを溺愛する人は人間と一緒に扱うことがペットにとっても幸せだと思っている。
でも、それはペットの幸せではない。
ペットはペットとして境界を引くことがペットにとっても幸せなのだろう。

ほとんどの問題は、ペットをペットとして扱わないことから起こる。

それは人間の問題であることが多い。

番組を見ていると、アメリカでは、生後すぐに動物を飼うよりも、シェルターなどからもらってくることが多いようだ。
NPOがやっているシェルターに、飼えなくなったり、増えてしまったペットを連れて行く人も多いし、ペットがほしい人はそういうシェルターでもらうことも多い。
まれにはシェルターに来る前のトラウマがあって、どうしてもうまくいかないケースもある。

そういうのは仕方がない。
どうしても矯正できないこともあるのだ。
そこを見極めるのも、トレーナーの腕だろう。

ペットを飼うということは、飼い主の人間性も見られるということだ。

そう思うと、ペットを飼うのには勇気がいる。



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