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2013.09.24 Tuesday
セミアコといえば
最近Jill-Decoy AssociationというグループのCDを聞いた。
通称はジルデコというらしい。 メンバーは3名で、ボーカルの女性と、ドラム、ギターという3人組。 このジルデコのギタリストが、Gibsonのギターを弾いていて、なかなかかっこいい。 ステージで弾いているギターの型番はわからないが、GibsonのES-335のというセミ・アコースティックのギターを愛用している由。 ES-335はセミ・アコースティックとは言われているが、普通のアコギのように全体が空洞ではなく、中央部にはセンター・ブロックがあり、ソリッドボディ(空洞がなく、木の塊)のギターに近い構造になっている。 ES-335はこの分野のベストセラーで、使っているミュージシャンも多い。 ジルデコというバンドは、ジャズとファンクとポップスが合わさったような感じ。 ジャズっぽいアルバムもあり、ポップなアルバムもある。 アコースティックな音作りも多く、アコギやガットギターを使っている曲も多い。 しかし、エレキギターの音は魅力的だ。 今までエレキギターのセミアコにはあまり興味がなかったが、このジルデコのギタリストはかっこいいと思う。 調べてみると、ソリッドギターよりも構造が複雑なのでいろんなタイプがある。 センターブロックの有無や、大きさ、胴の深さ、ブリッジの種類、そして使われている木材のバリエーションも多そうだ。 ビートルズのメンバーが使っていたのが、エピフォンのカジノというギター(他にもいろいろ使っていたが…)。 そういえば、ジョン・レノン、ジョージ・ハリソンがセミアコのギターを持っていた。 インターネットで調べてみると、Gibsonが一番有名みたいだ。 因みに、エピフォンはGibsonの子会社のような存在。 Fenderはこの分野はほとんど手を出していない。 その他、グレッチとか、日本ではアイバニーズとか、いろいろある。 ぼくはネットで見ていて、ES-137というのに一目惚れした。 このギターは美しい。 これぞ、セミアコ中のセミアコ。 これはいい。 |
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