考えたこと2

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メンバーチェンジ
昨日で4年ちょっと勤められたパートさんが辞められた。

4年目となると、仕事もそれなりにできるし、ツーカーで頼めたりしたので、すごく残念だ。
でも、ライフスタイルを変えて、ステップアップされるのだから、仕方がない。
次の人は10月1日からなので、しばらくは大変だが、面接では前向きな人だったので、きっと仕事も早く覚えて頑張ってくれるだろう。
でも、メンバーチェンジを乗り切るのは大変だ。

パートさんはあくまでパートさんだが、でもぼくはあまり仕事の範囲にこだわるのは嫌いだ。
もちろん、現在正規、非正規という働き方の違いが問題になっているし、正規社員はなぜ正規社員なのか、ということから、非正規社員よりも仕事の範囲が広くなるのは当たり前だし、だから給料格差ができるのだ、という説明はその通りだと思う。

しかし、パートさんだから、ここまでの仕事しかさせてはいけないとかいう話になると、どうだかなあ、と思っている。
もちろんこんなことは職場では言えない。
仕事の範囲というか、どの仕事は誰がやるか、というところが給料と絡んでいるからだ。

でも、仕事の大事な部分は給料だが、ぼくはそれだけではないと思っている。
パートさんでも、本人がやる気があって、その仕事をやってみたいとか、この仕事を勉強したいとか思っているなら、仕事の範囲を超えてやるのはかまわないと思っている。

下手をすれば、正社員よりもパートさんの方が仕事ができたりする。
それは当たり前のことだとも思う。
仕事ができるか否かは正規・非正規で決まるのではなく、やる気で決まる部分が多いからだ。
正規社員というのは、定年までの仕事が保証されているので、その地位にあぐらをかいてしまうからだろう。
きっと多くの会社で、正規社員よりも派遣社員の方が優秀だとか、パートさんと正規社員とが変わってくれたらいいのに、と思っている人がたくさんいるはずだ。

行政が新しい仕事を民間に丸投げするのも同じことだ。
公務員に、新しいことをやる気がないからだろう。
そういう面からも、雇用の体系を変えることは重要だと思う。
今の正社員は守られすぎているからだ。
高度成長期ならそれでもよかったが、低成長に入ったら、それは経済的にはマイナスに働く場合の方が多いと思う。

だから、ぼくはパートさんには、本人にやる気があれば積極的に仕事に関わってほしいし、そのために仕事を教えることは厭わない。

今回辞めたパートさんは、仕事をノートに取り、熱心に覚えようとしていた。
そういう人には仕事の範囲など少々超えても問題ないと思う。
ルールでこれはやってはいけない、というような仕事はやれないのだが、そこにはグレーゾーンがある。
そういうのは積極的に超えてもかまわないと思っている。
他のメンバーからブーイングは出るのだが…。

その甲斐あってか、今回辞めたパートさんは近所の優良企業で正社員に採用された。

そういう風に、やる気のある人には仕事をやってもらわないと、能力開発されないし、優秀な人材が増えていかない。
正社員にあぐらをかいている人ばかりになったら…。

そう思って、メンバーチェンジを受け入れないといけないと思う。


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