![]() |
2013.09.20 Friday
フィンランドの先生
昨日「フィンランドの教育水準が世界トップレベルである理由」という記事を見つけた。
それによると、フィンランドの先生は簡単にはなれない、とのこと。 その記事はアメリカ人のキムさんがフィンランドに行ってまとめたものらしい。 それによると、「ほとんどのアメリカの大学では、教育学部はもっとも簡単に卒業できる学部の1つとして知られており、子どもが好きであれば誰でも受け入れられます。しかし、フィンランドでは教育学部を専攻することは、アメリカで医学部を専攻するのと同じレベルが要求され、教育大学のレベルもジョージタウン大学やカリフォルニア大学バークレー校と同程度の水準を持っており、その後大学院で修士号を取得する必要があります。」 そして、「キムさんを受け持ったステラさんの場合、教師になるためにユヴァスキュラ大学で6年間勉強しました。最初の4年間はフィンランド文学を勉強して過ごし、教員養成プログラムは4年生から開始。その後修士号を取得するために修士課程に入り、最初の一年間は国内最高レベルの国立大学で実践的な教育実習を行うことでようやく教師の資格を得ることができたとのこと。」とのことだ。 昨日書いたことが確認された。 それは必要条件なのか、十分条件なのかはわからない。 教育をよくするために、フィンランドでは教員になるためには高いハードルを設けている。 まさに、今それが必要な事だろうと思う。 戦後の民主主義教育は失敗したのだろう。 だから、今の教育がダメになった。 ぼくらは戦前の教育を受けたり、まだ日本に民主主義教育が根付く前に教育を受けた先生に習った。 まだマシだったのだ。 でも今の先生は完全に戦後の民主主義教育で育った。 教える方も戦後の民主主義教育を受けた人がほとんどだ。 断っておくが、民主主義教育を否定しているのではない。 日本の戦後の民主主義教育が失敗だと言っているのだ。 その結果が今の教育に現れているのだと思う。 |
![]() |