考えたこと2

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ユーモアで乗り越える
フランスの新聞に、福島の放射能の風刺マンガが載った。

一つは、原発の前の土俵で3本の腕や足がある力士が向かい合っているもの。
もう一つは、プールの前で防護服を着用し、放射線測定器を手にした二人が、ウォータースポーツ会場は福島に建設済みだと話しているというもの。

これに対して日本政府は正式な抗議文書を送るという。

フランスの新聞の編集長は、「ユーモアを表現しているからといって、被災者の皆さんを侮辱していることにはならない。ここ(フランス)では、悲劇に対してはユーモアを持って立ち向かうものだが、どうやら日本ではそうではないようだ」と話したとのこと。

日本の抗議の是非についてはコメントしないが、このフランスの編集長が言った言葉はよくわかる。
「悲劇に対してはユーモアを持って立ち向かうもの」というのは、真実だ。

アウシュビッツの収容所で、命がいつ亡くなるかわからないという時に、一番強いのはユーモアを持った人だった、という。

自分の不幸を笑い飛ばしたり、悲惨な状態を笑いにする。
それこそが精神の強さだ。

フランス人のユーモアはちょっと難しいが…。

日本では原子力そのものがタブーになり、まともな議論ができていない。
ここでこそ、ユーモアの感覚を大事にしたい。
ユーモアの感覚は、精神の余裕を表すものだろう。

特に反対派には余裕がない。
ユーモアの感覚が皆無で、反対以外は認めない、という感じだ。

ちょっとはフランス人の言うことも気にとめるべきだと思う。


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