考えたこと2

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ダウンサイジング
ダウンサイジングというのは、サイズを落として小さくすること。
今クルマの業界で流行っている。
流行っているといっても、欧州の話。

燃費改善の方法について、日本ではハイブリッドが主流だが、欧州は別の戦略をとっている。
あくまでエンジンだけを使い、サイズを小さくして燃費を稼ぐというものだ。
サイズを小さくしたら燃費がよくなるが、馬力も落ちる。
それをあの手この手で補うという方法。

隠れている技術もたくさんあるのだろうが、過給が一番大きなものだ。
ターボチャージャーというようなもの。
それに、変速機などを細かく制御して燃費を稼ぐという仕組み。

新しいフォルクスワーゲンゴルフのエンジンは、今まで1.8リッターくらいだったものを1.2リッターまで小さくした。
それに過給器を付けて、馬力は今までとそれほど変わらない。
270万くらいの値段。

試乗記によると、高速では25km/lくらいの燃費だという。
これはスゴイ値だ。
1.2リッターというと、ビッツやフィットのエンジンと変わらない。
それで過給して、あの3ナンバーの図体をひっぱるのだ。

上位モデルは1.4リッターではあるが、余裕のあるときは4気筒が2気筒になる。
2気筒は休む仕組み。

結局日本は新しいハイブリッドという技術に走って、燃費をよくしたが、欧州はエンジンの性能を究極まで追求して燃費をよくしたということだ。
さすがにフォルクスワーゲンだと思う。
薄い混合器でどこまで馬力を出せるか、という戦略。

何より、ハイブリッドに比べると、値段が安い。
部品点数も少ないし、何より枯れた技術だから信頼性が高い。

きっとフォルクスワーゲンもいろいろと考えた結果だろう。
ダウンサイジングか、ハイブリッドか、選択は難しい。

そのうち、新しいゴルフが日本を走る。
プリウスばかりの道にゴルフがどれだけ食い込むか。

楽しみだ。

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