考えたこと2

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アメリカのネコ
ずっとアメリカで一番多いペットはイヌだと思っていたが、これは間違っていた。

こないだ見たウォール・ストリート・ジャーナルの記事によると、「米国人が飼っているペットで一番多いのがネコである。米獣医学協会(AVMA)の2012年のデータによると、7400万匹の猫が3610万世帯で飼われているという。(ちなみにイヌは、6990万匹が4330万世帯で飼われている。)散歩をさせたり、風呂に入れたりする必要がなく、仕事で長時間出ていても放っておきやすいなど、より自己充足的という評判がネコの人気の一因となっていると専門家は指摘する。米コロラド州デンバーにあるVCAアラメダ・イースト動物病院の獣医、ケビン・T・フィッツジェラルド博士は「ネコは理想のペットだと考えられている」と話す。」とのこと。

世帯数はやはりイヌがトップだが、個体数でいうとネコがトップ。
ネコを飼っている人は、ほとんど2匹ずつ飼っている計算。
イヌは1.5匹になっている。

なるほど。ネコの「自己充足的」というところが人気なのか。
たしかに、イヌは人間に依存する度合いが高い。
散歩もしないといけないし、かまってやる必要がある。

アメリカのドラマを見ていると、ネコは女性のペットというようなイメージがある。
家にネコを飼っていると、奥さんの尻に敷かれている、というような会話があったり、彼女が欲しくて本当は嫌いだったネコを好きだと言って近づいたり…という場面を見たことがある。
どちらかというと、イヌは男、ネコは女というイメージなのだろう。
ネットを見ていると、権威主義者はイヌ好き、自由主義者はネコ好きという意見もあった。
だいたい、権威好きは男なので、イヌ=男という事になる。

ウチでネコ好きなのはぼくだけだ。
他の家族はネコ嫌いまたはイヌが好き、という感じ。

ぼくが小さい頃祖母の家にネコがいた。トラネコだったが、時々ふっといなくなって、長いときは2〜3日帰ってこなかった。
祖母は昔の人で、ネコは外に出て行っても帰ってくるものという意識でいたのだと思う。
だから、帰ってこなくても別に探したりしなかった。
ネコの方も、別に家からいくらでも出られるし、帰ってきたらいくらでも入れるという、そんな関係だった。
たしかに、ネコは自己充足的である。
人に頼らない。

そういうところに魅力がある。
でも、最近はイエネコはあまり外に出ない。
自由にさせている飼い主も減った。
まあ、血統書付きのネコなら数万円〜十数万円だから、もったいなくて外に出せない。

ネコは自分がしたいことをするのだ。
人間を喜ばせようとは思っていない。
自分が食べ物が欲しいときは寄ってくるし、要らないときは寄ってこない。

祖母のネコは、ぼくがこたつの中でちょっかいを出すと、めんどくさそうな顔をした。

そういう、人間みたいなところがいいのだろう。

人間は難しい。

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