考えたこと2

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小説
目にあった老眼鏡を作ってから、また毎晩寝る前に本を読むようになった。
その習慣は、子どもの頃についた。

以前も書いたが、「本を読むのは楽しい」と思ったのはいつ頃だろうか。
やっぱり面白い小説を読んだときだろうなあ。
最初の経験は、子ども向けの本だ。
やっぱり「大岡裁き」。何度読んだかわからない。何冊かあった、子ども向けの「日本の名作全集」みたいな本の中にあった。
何が面白かったんだろうか。

その次は、子ども向けのシートン動物記。「狼王ロボ」という話。
第1巻の最初に載っていた。
これは全部で4巻くらいあって、こちらも何度も読んだ。
それに比べて、ファーブル昆虫記はあまり面白くなかった覚えがある。
やっぱり動物の方が虫よりも感情移入しやすいのだろう。

小学校の図書館で借りた、「東海道中膝栗毛」は覚えている。
弥次さん、喜多さんの道中を子ども向けに書いてあったと思う。
これは面白かった。

中学校のことはあまり覚えていない。

高校から大学にかけて、わりと小説を読んだ。
太宰治の「走れメロス」「斜陽」など、当時の文庫本はみんな読んだが、あれは何が面白かったのだろうか。
石川達三もたくさん読んだ。この人は当時の日本ペンクラブの会長で、今から思うと、当時の文壇はだいぶ左寄りだったことがわかる。
吉行淳之介は文章の達人。
筒井康隆、光瀬龍、豊田有恒のSF小説、司馬遼太郎の歴史小説、池波正太郎、柴田錬三郎の時代小説はよく読んだ。
ミステリーはアガサ・クリスティ専門。

会社に入って小説は減ったが、アメリカのハードボイルドを読んだなあ。
レイモンド・チャンドラー、ローレンス・ブロック、サラ・パレツキー、スー・グラフトンなど。
人は自分にないものに憧れるというが、ハードボイルドはまさにそうだと思う。

田辺聖子の恋愛小説、佐藤愛子、曾野綾子のエッセイ、高杉良の経済小説など、面白かった。

今も、小説は面白い。

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