考えたこと2

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14歳の時何になりたかった?
ドラマの中のセリフ。
少年の死体を目の前に検死をしている二人の男性。
そこでの会話だった。

「14歳の時、何になりたかった?」
「たぶん、この子と同じ」
「?」
「15歳」

そういうものだ、と思う。

世の中にキャリア教育というものがあって、アメリカでは盛んに行われている。
ドラマの中のこの会話は、それを皮肉ったものかもしれない。

何になりたいか、というのは夢としてはあっただろう。
自分が好きなものとつながっていたり、親の希望が入っていたりする。
ぼくはマンガ家が最初になりたかったものだ。
手塚治虫や石森章太郎が好きだった。

中学くらいになると、プロ野球選手になりたいというヤツが多かった。
野球は当時日本の唯一のプロスポーツだったし、少年野球もすでにあったから、親の期待もあったのだろうと想像する。

でも14歳という年齢は微妙な年齢だ。

小学生の頃持っていた夢がぼちぼち実現不可能だ、と分かる頃。
そういう年齢だ。
遅かれ早かれ、実力がわかる。
少年野球でエースなら、ひょっとしたらプロの選手になれるかもしれない。
でも、中学の部活に入れば実力がわかる。
14歳なら、すでに無理なものは無理、と分かる時期だ。

そういう風にして人は大人になる。
ほとんどの人は、いろんな夢を見て、それらを諦める。

それが遅いか早いかの違いだ。

18歳になったら、ほとんどの人はもう夢は語れない。

そこから、実際のキャリアみたいなものを考える。

15歳、といった男性は、早く見切りをつけて、「大人」になりたいと思ったのだろう。

いずこも大人になるのは大変だ。






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