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2013.01.13 Sunday
何でもランキング
「何でもランキング」というのが日経の土曜版に出ている。
1月12日版では、「現代の名言」のランキングが出ていた。 3つの分野で出ている。 なかなか面白いから、引用する。 20代から60代1030人の男女に戦後生まれの人物、戦後に発表された作品の名言を対象にして、名言を選んでもらった結果とのこと。 あくまで、すでにセレクトされた名言を選ぶ、ということだ。 普段からそれを思っているわけではない。 しかし、だいぶ様変わりした。 戦後ということで、やはり新しい。 ぼくらが名言と思っているものは、ほとんどが戦前、あるいはもっと大昔の人が言ったものなんだろう。 「座右の銘にしたいのは」 1位 強いものが勝つのではない。勝ったものが強いのだ。 フランツ・ベッケンバウアー 2位 自分が分かっていないことがわかるということが一番賢いんです。 鷲田清一 3位 一度地獄を見ると、世の中につらい仕事はなくなるんです。苦しい経験も若いうちにするからこそ、得られるものもある。 池上彰 4位 成功の反対は失敗ではなく、「やらないこと」だ。 佐々木則夫 5位 自分が幸せかどうかは、自分で決めるしかないのよ マツコ・デラックス 6位 何かを捨てないと前に進めない。 スティーブ・ジョブズ 7位 家をきれいにする、約束を守る、お礼の手紙を書く、そういう基本をきっちり続けることが、自分の型の基本をつくってくれたと思っています。 笑福亭鶴瓶 8位 あきらめたらそこで試合終了だよ。 マンガ Slam Dunk 9位 この世に生を受けたこと。それ自体がチャンスではないか。 アイルトン・セナ 10位 いちばんいけないのはじぶんなんかだめだとおもいこむことだよ。 ドラえもん 座右の銘というと、1位のベッケンバウアーの言葉はそれらしい。2位の鷲田清一の言葉はソクラテスの言葉を言い換えたもので、本人もそっちを選んでほしいと思っているだろう。 しかし、10位まで見ても、座右の銘にしては何だかなあ、という感じがする。 「落ち込んだとき元気になるには」 1位 人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている。 伊集院静 2位 ベストを尽くして失敗したら、ベストを尽くしたってことさ スティーブ・ジョブズ 3位 ろくな晩じゃねぇや。寝ちまえ寝ちまえ寝て起きりゃあ別の日だ。 マンガ「百日紅」 4位 世の中ってオレより頭のいい人の方が多いんだ。 高田純次 5位 いつか、必ず、チャンスの順番が来ると信じなさい。 秋本康 6位 前向きにもがき苦しむ経験は、すぐに結果に結びつかなくても、必ず自分の生きる力になっていく。 落合博允 6位 「ゴールは遠いなぁ」と、がっかりするのも道のりです。 糸井重里 8位 「負けたことがある」というのがいつか大きな財産になる。 マンガ Slam Dunk 9位 反省することは反省する。でも一度寝たら忘れる。 古田敦也 9位 きみはこれからも何度もつまづく。でもそのたびに立ち直る強さも持ってるんだよ。 ドラえもん これも、10位まで見てもぼくはあまり元気になれるとは思えない。 マンガの言葉はその場面を知らないと、わからない。しかし、マンガも変わったと思う。 大人向きのマンガが増えたという事だろう。 「仕事にやる気が湧いてくるのは」 1位 前進できぬ駒はない。 中原誠 2位 「仕事はナメてかかって、真面目にやれ」と思っている。俺は、どの仕事もそうしてきているんです。 テリー伊藤 3位 自分を少し抑えて、肩の力を抜けば、仕事は長続きする。 関根勤 4位 常に今日は明日の準備ですからね。今日やったことは必ず明日に返ってくるんです。 水谷豊 5位 一人一人が自分の仕事をきちっとこなすこと。この個人プレーの連携が、真のチームプレーなのだ。 松尾雄治 6位 小さなことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。 イチロー 7位 一歩踏み出せるなら、もう一歩も踏み出せる。 トッド・スキナー 8位 あたしは仕事したなーって思って死にたい。 マンガ「働きマン」 9位 モチベーションという概念は、希望につながっていなければならない。 村上龍 10位 弱気は最大の敵。 津田恒美 やる気がわく、というのも、人それぞれだという事か。 中原名人、イチローの言葉はぼくも共感する。それ以外はピンとこない。 今週の特集は面白かった。 |
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