考えたこと2

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2012年
2012年がもうすぐ終わる。

今年はどんな年だっただろう。

一つは政治の年だった。
歴史的な政権交代があって、民主党が与党になり、ムチャクチャにして、今回自民党に大敗した。
だからといって、自民党を信任したわけではない。
他に入れるところがなかったのだろう。
ウチの選挙区などは民主党と公明党と田中康夫というワケのわからない組み合わせだった。
いずれにしても、2世議員や3世議員ばかりの若手と、年寄りが異常に多い自民党に未来があると思えない。
ご本人たちも、それがわかっているのか、早めに金をばらまこうとしている。
財政規律などどこかに行ってしまって、またまた借金まみれでやるようだ。
ちょうどインフラもやり直さないといけない状態らしいから、無駄な公共事業はせず、インフラの改修をやってくれたらいいかもしれない。
ただ、そんな借金を抱えて、国が信頼してもらえるのか…。

もう一つは、日本の家電が(今のところは)だめになった年だったろう。
パナソニック、シャープ、ソニーといった家電の会社が傾いた。
薄型テレビで失敗し、携帯電話で失敗し、タブレットやパソコンではスマートフォンでは蚊帳の外のようだ。
今や伸びざかりのスマートフォンでは、アップル、サムソンが2強。
日本のメーカーは出てこない。
スマート家電とか、白物への回帰とか言っているが、どうなることか。
何が悪かったのか、考えないといけないと思う。いや、きっと考えているだろうが…。
ぼくらは、日本の家電メーカーがどんどん力をつけて、世界の家電メーカーになるのを見て育ってきた。
今のところはとても残念だ。
救いは、アップルのiPhoneの中にはたくさんの日本製の部品が入っている、ということか。
インテルをはじめとして、21世紀は部品の時代、と言われていたがそういう目で見たらまだいいのかもしれないなあ。

外交ではアメリカとの関係も今ひとつ、中国・韓国との関係も今ひとつ。
まあ、これだけ総理大臣がころころ変わる国は、信じられないだろう。

ユーロ危機もあった。
ギリシャ、スペイン、イタリアあたりの経済が苦しいようだ。

自然現象では、温暖化が進んだように見える。
ハリケーンの被害が大きくなった。

悪いことばかりのように見えるが、いいこともあった。

ロンドンオリンピックの金メダル。若い人が頑張った。
キュリオシティが火星に着陸した。
山中教授がノーベル賞を受賞した。

しかし、これらをどう見たらいいのだろうか。
悪いことを悪いことと取るか、それとも当たり前のことと取るか…。
人口が減って、産業が衰退し、普通の国になると思えば、それも納得できるか…。
考え方の問題だろう。

一つ言えるのは、若い人のことを考えていないように見えるということ。

年を取った人は、もっと若い人のことを考えてあげないといけない。

年寄りへの利益誘導は断って、若い人のことを考えるべきだ。
年金や保険のシステムはもう破綻している。
いつまでもそれを続けて、若い人の負担を増やすのはやめよう。

少なくとも年寄りがそういうメッセージを出していかないと、この国はダメになるぞ。

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