考えたこと2

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アイヌ語
弟子がかがむ、と書いて弟子屈。
これを「てしかが」と読む。

厚い岸と書いて、厚岸。
これを「あっけし」と読む。

花のほとり、と書いて花畔。
これを「ばんなぐろ」と読む。

昭和54年から数年間、冬になると北海道に長期出張に行っていた。
その時に耳になじんだ地名。
これらは、アイヌ語を日本語表記したもの。

弟子屈は「テシカ・カ(岩盤の上)」。
厚岸は「アッケウシ=オヒョウニレの皮をいつもはぐ所」。
花畔は「パナウンクル=川下の人(海の族)」。

それら以外でも、カムイという単語はわりと知られている。
白土三平のマンガにもあった。
これは神威という漢字をあてて、「神格を有する高位の霊的存在のこと」という意味。

日本は単一民族の国だと思っているが、北海道にはアイヌ民族がいた。
沖縄にも琉球民族がいた。

こんな小さな国でも、いろんな民族がいたということだ。
それほど、民族の単位は小さい。

ニュースで弟子屈が出てきて、思い出した。
アイヌ語の地名を漢字表記ででも残すのはいいことだと思う。

今はどんどん単一民族化しているが、そういう民族の歴史を残しておける。
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