考えたこと2

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インフラ問題
インフラという言葉、いつ頃から聞くようになったのだろうか。
1990年代くらいだと思う。
それ以前にはあまり聞いた覚えがない。
少なくとも、就職してからだった。

インフラというのはインフラストラクチャーの略で、社会基盤という意味だ。
生活を支えている、水道管やガス管、高速道路、鉄道、今では携帯電話の基地局などの設備がそれにあたる。

今週崩落した笹子トンネルなども社会基盤に当たるだろう。

ぼくらが生まれた頃から整備が始まり、東京オリンピックで高速道路や新幹線ができ、それ以降、田中角栄の日本列島改造で飛躍的に進んだと思う。

その水道管やガス管がもう耐用年数を迎え、壊れたりする。
トンネルも屋根が落ちる。

この整備にかかるお金が570兆円らしい。
国家予算の約6年分。
高度成長期はお金がふんだんにあった。
だから、お金をかけて整備ができた。
公共投資というヤツだ。

でも、今はお金がない。
それでなくても、国家予算の10年分の借金がある。
そんなに公共投資にかけるお金がない。

1980年代の中国の車両メーカーの工場では、しょっちゅう停電があったという話を聞いた。
やっぱりインフラは大事だと思った記憶がある。
しかし、日本もそういう国になる可能性があるということだ。

今のインフラは老朽化している。
570兆円はかなりサバを読んだ数字だろうが、それでも300兆円くらいはかかるのかもしれない。

問題山積である。

まあ、今までが恵まれすぎていたと思えば、普通に戻るということでガマンもできるかもしれない。

でも、今までが恵まれすぎていたということを知らない世代には大変だろう。
世界の中で、自分の位置を相対化しないといけない。
そういう知識を今の学校は与えているだろうか。

それは、極めて不安だ。

世界史は覚えることが多くて、入試に不利だから履修しないというような学校がたくさんあったくらいだから…。

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