考えたこと2

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死んだものが生けるものに教えを与える場所
検死官のドラマを見ていたら、検視の部屋に掲げてある言葉を若いドクターが読まされていた。

"HIC LOCUS EST UBI MORS GAUDET SUCCURRERE VITAE"

そこには「死んだものが生けるものに教えを与える場所」と書いてあるらしい。
検死官は、だから死んだものに偏見を持ってみてはいけない、という。
我々は、死んだものから教えを乞うのだ。
だから、どんな死体であっても、死体を丁寧に扱い、真摯に向き合って、死体の語ることに耳を傾けないとイケナイ。

この言葉は見ての通り、英語ではない。
ラテン語か何かだ。

きっと、常にこの意味は何だろう、という疑問を持つためだろうと思う。

こういう言葉を掲げているところが、西洋の偉いところ。

日本でも、校長室や学校の講堂などに校訓などを掲げているところがある。
「質実剛健」「文武両道」というのがウチの高校の校訓だった。

しかし、職場にそういうものを掲げているところはあまり知らない。
特に、税金で運営されているところには、そういうものはあるのだろうか。

精神の問題だ。

そういう精神を書いて掲げるという行為は大事だと思う。

門前の小僧習わぬ経を読むというではないか。


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