考えたこと2

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書くこと
頭の中で考えていることというのは、たくさんある。
無意識的なものも入れると、すごい量だろう。
脳学者に言わせると、生まれてからの記憶はみんな脳内にあるのだが、それを思い出さないようにしているだけ、という説もある。

あることについて、考えていることを書くとする。
そのとき、いったい考えていることのどれくらいを、書き表すことができるのだろうか。

映画監督の川島雄三という人が、普通の人が100のことを頭で考えているときに、書いて表せるのは1だという。
天才はそれを2や3にできる人らしい。

そう考えると、書くことについてのハードルが下がったような気がする。
凡才が1のところが、天才でもたかだか2か3なのだ。

書かないと、考えをまとめることはできない。
要は、考えている100とは何なのか、ということだ。
自分でもわかっていない頭の中の考えを引っ張り出して、つなげるために書く。
思わぬことを考えていることがわかったり、全く別のことだと思っていたことがひっついたり、書いているときには化学変化が起こる。

それが大事なのだと思う。
そういう時に、1が1.2や1.3になるのだろう。

そもそも頭の中で考えていることは何なのか、そして、それをどうやって増やしていくか、それが書くことの意義だと思う。

考えることは人間にしかできない。
コンピューターには化学変化を起こすことはできないと思う。

これから就職できる人は、考える人でなければコンピューターに置き換えられてしまう。

だからこそ、書かないといけないのだろう。


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