考えたこと2

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かがりさん
いしだあゆみと言えば、ブルーライトヨコハマ。

「街の明かりがとてもきれいねヨコハマ」、という歌い出しのフレーズは昭和を代表するヒットソング。
スケートと関西弁が上手だった。

その後女優に転身して、映画にも出た。

何となく幸せ薄い女性の役がよく似合う。
男はつらいよでも、何となく影のある、おとなしいが芯の強い女性を演じていた。

あじさい寺という鎌倉の寺で寅次郎とデートをする。
あじさいが参道に咲いている、きれいな寺だ。
いつもの通り、寅次郎がいざとなると身をひいて、失恋する。

「今日寅さん別のひとみたいやから…」

旅人としての寅次郎と、家に帰ったときの寅次郎は違うと気づく。

かがり、という名前の役だったが、本当に魅力的だった。
いつものように、かがりの方も惹かれているのだが、その思いを寅次郎がやんわりと拒否する。

デートを終えて、とらやに帰って来ると、さくらが兄に言う。

「本当はかがりさん、お兄ちゃんを好きだったんじゃないの」
「馬鹿野郎、おれみたいなやつにあんなきれいな人が、惚れるわけないじゃないか」

そう言ってまた旅に出る。

そういう恋が昭和の恋。

今の若い人にはわからないかもしれない。


| | 映画・舞台 | 13:53 | comments(0) | trackbacks(0) |

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