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2012.09.13 Thursday
ジョブズの亡霊
巷ではiPhone5の記事でいっぱいである。
肯定的な記事もあるだろうし、否定的な記事もあるだろう。 しかし、Webで見ているだけでは、インパクトが少ない。 画面が縦にちょっと長くなっただけ、という感じ。 アイコンが並ぶ姿は相変わらずだし、ディスプレイが高解像度になったといっても、元々の画面が小さいのであまり関係ないし、処理が早くなったといってもキャリア(auやソフトバンクなど)の状況によって変化するだろうし、取り立ててびっくりするような変化はない。 相変わらず、四角いスタイル。 12日に発表しているところを見た。 新しいCEOが出てきて、説明しているが、どうもピンとこない。 ジョブズと同じような格好で出てくるから、よけいにダメなのではないか。 この際、ジョブズの路線は離れた方がいい。 同じ路線で勝てるわけがない。 何せ相手はもうこの世のものではないし、あの世の亡霊と戦っても負けるだけだ。 完全に成功者、というレッテルがジョブズには貼られている。 それに比べて、どうしても見劣りする。 ジョブズが生きていたら、今回の製品を出しただろうか。 そういう疑問がわき起こる。 どうしても、見ている方は「ジョブズなら…」という意識が取れない。 ジョブズなら、アンドロイド陣営を見て、ストップをかけていたのではないか。 ジョブズなら、この製品の良さをもっとアピールできたのではないか。 ジョブズなら、もっと他の製品との連携を宣伝したのではないか。 ジョブズなら… スティーブ・ジョブズは天才だった。 その天才と比較されるのが今のCEO。 同じようなスタイルではダメだ。 ジョブズを想像させないような、そんなスタイルで出てこないと、苦しいのではないか。 エディ・マーフィーと一緒に出てきて、コントをするとか。 スーツ姿でばっちり決めて出てくるとか。 出てこない、という手もある。何もCEOがプレゼンしないといけない、という法律はない。 アップルの社名をオレンジに変更するとか。 何でもいい。 今のアップルなら、どんなことでもできるはず。 そうでないと、やっぱりジョブズがいないと、アップルはダメだ、という事になってしまう。 ぼくは、以前Macを使っていた。 もう足を洗ったが、そんなパフォーマンスをしないと、アップルはダメだと思う。 |
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