考えたこと2

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病院のIT化
数年前に脳梗塞をやって、それから4ヶ月おきくらいに病院に行っている。
薬をもらうためだが、今日は検査もやった。

脳のMRIと頸動脈のエコー。

便利になった。
終わって10分ほど待てば、先生が呼んでくれて、画像が見られる。
紙などない。現像も要らない。
コンピューターの画面に映る。
管理も要らない。ファイル名をつけて、ハードディスクに入れておくだけ。
デジカメの技術の進歩で、こういうことが可能になった。
さらに、データーベースの技術の進歩で、大量のデーターがあっても、管理できるようになった。
これら医療用のデーターがこんなに簡単に見られるようになったのは、医療用として開発されたものではないからだろう。
みんなが使う商品から、逆に戻っていったのではないか。

昔なら、事務の人が現像を待って、フィルムを持って走ったりしていたはず。
患者もだいぶ待たされたはず。
場合によっては、結果は別の日に、ということもあったはず。
それがIT化ですぐに見られる。
人が持って運ぶことなどしなくていい。
現像の時間も人も要らない。
古い画像を管理する人も要らない。

あらゆるところで、こういうことが起こっている。
これがIT化の現状。

結局、人間が働くところがなくなっていく。

この流れは止められない。

国が規制緩和などをして、新しい産業を興し、雇用を生み出さなくては…。


| | 考えたこと | 00:03 | comments(2) | trackbacks(0) |

コメント
ずっと病院とは縁が切れないので、よくわかります。

昔は、カルテやレントゲン写真の入った スーパーのかごみたいなのを、
色の違うナース服の女性が運んではりました。

天井に大きなパイプが張り巡らされて、エアーで飛ばしている病院もありました。

新しくなった神戸市立医療センター中央市民病院は全てIT化され、
受付機にカードを入れると携帯電話のようなものが出てきて
院内どこにいても、順番が来ると知らせてくれます。
会計計算完了の案内が入れば、会計機の所へ行って自動精算。
以前は窓口に複数社の派遣社員がずらーっと並んでいたのに・・・

重病人ではない私は、家の近くのかかりつけへ行くようにと
紹介状とレントゲンのjpg画像が入ったCD-Rを渡されました。
| SA | 2012/09/16 6:18 PM |

そうですね。

IT化されて、患者にはとても便利になりました。
画像はCD-ROMでもらえますし、ディスプレイにはすぐに写ります。

しかし、雇用は病院だけでなくIT化で減り続けています。
そのうち掃除もロボットがするようになるでしょう。

簡単な判断業務は、コンピューターでやるようになるだろうし、人間のやることは本当になくなってきました。
モダンタイムスのような時代になるのかもしれません。

単純労働から解放されるのはIT化のおかげだとしても、それで仕事がなくなったら、どうしたらいいのか…。

人間は機械ほどかしこくないですからね〜。



| suzy | 2012/09/16 9:53 PM |

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