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2012.09.11 Tuesday
病院のIT化
数年前に脳梗塞をやって、それから4ヶ月おきくらいに病院に行っている。
薬をもらうためだが、今日は検査もやった。 脳のMRIと頸動脈のエコー。 便利になった。 終わって10分ほど待てば、先生が呼んでくれて、画像が見られる。 紙などない。現像も要らない。 コンピューターの画面に映る。 管理も要らない。ファイル名をつけて、ハードディスクに入れておくだけ。 デジカメの技術の進歩で、こういうことが可能になった。 さらに、データーベースの技術の進歩で、大量のデーターがあっても、管理できるようになった。 これら医療用のデーターがこんなに簡単に見られるようになったのは、医療用として開発されたものではないからだろう。 みんなが使う商品から、逆に戻っていったのではないか。 昔なら、事務の人が現像を待って、フィルムを持って走ったりしていたはず。 患者もだいぶ待たされたはず。 場合によっては、結果は別の日に、ということもあったはず。 それがIT化ですぐに見られる。 人が持って運ぶことなどしなくていい。 現像の時間も人も要らない。 古い画像を管理する人も要らない。 あらゆるところで、こういうことが起こっている。 これがIT化の現状。 結局、人間が働くところがなくなっていく。 この流れは止められない。 国が規制緩和などをして、新しい産業を興し、雇用を生み出さなくては…。 |
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