考えたこと2

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とりあえず書く
ワープロができて、文書のつくり方がだいぶ変わったと思う。

それまでは、紙と鉛筆の時代。
紙を目の前に置いて、鉛筆を持って、考える。
場合によっては、資料を広げる場所も必要だ。
というわけで、何かを書くというのは敷居が高い行為だった。

でも、今はワープロがある。
紙を目の前に置かなくても、書くことができる。
そしてインターネットがある。
ワープロソフトを使いながら、ネットで調べものをすることも簡単にできる。
この組み合わせができて、書くことの敷居は大幅に下がった。

机の上の面積が必要なくなった、ということがある。
ノートPC1つ置ければ、それでいい。
ファイルを広げたり、本を広げたりするところも要らない。
引用も簡単だ。
選択してコピーすればいい。
準備はパソコンを持ってきて置くだけだ。

そして、とりあえず書き始めることができる。
書いたところは消しゴムを使わすに、いくらでも消すことができるし、いくらでも書き直しができる。
文章の順番を変えるのも簡単だ。
全部書きなおす必要もない。

結論を書いておいて、あとで事例を考えるとか、根拠を書き換えるとか、そんなことも簡単だ。

書きかけの状態で置いておいて、一旦保存して、別のバージョンを書いてみることもできる。

書き散らかして、あとでまとめることもできる。

そういう書き方ができるのがワープロの強みだ。

だから、ワープロとインターネットができて、世界に文章が溢れるようになった。
掲示板というメディアができ、文章というより言葉の断片でも書き込めるようにもなった。
ブログという公開の手段もできた。

とりあえず、書くことができる。
考えをまとめるために、書いて見ることができる。
そういう意味では、ワープロができて、書くことは表現することだけではなくなった。
書くことは、考えることにもなった。

ぼくのような者でも、こうやって毎日書くことができるのは、まさにワープロのおかげ。

だけど、駄文もたくさんある。

功罪相半ばというところか…。


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