考えたこと2

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歴史を学ぶとは
人間の知識はどんどん増えているが、当たり前だが、脳の考える能力は変わらない。

進化論、という言葉でごまかされているが、長い年月を経て人間が進化した、と思ったら間違いだ。
人間という種は進化していない。
知識がついて賢くなったのは間違いないが、それは人間が自分の得た知識を伝えることができるようになり、どんどん知識を積み上げてきたからだろう。
自然科学など、その最たるもの。
知識の積み上げが、現在の文明を可能にした。
だが、だから人間が進化したわけではない。
人間は昔の人の知識を「もうわかっているもの」として伝えることができたから、見かけ上賢くなっただけだ。

特に自然科学ではなく、人間の営みに関してはなかなか学べない。
知識の積み上げになっていないからだ。
人間はいろいろな失敗をしてきた。
そのために、隆盛を誇った文明が滅んだりしている。
大成功した会社が潰れたりもする。
結果論だが、どうして革命が起こったのかとか、なぜ失敗したのかとかいう分析も必要だ。
そういう知識を積み上げて、そしてこれからの事を考える。
それが、歴史というものだろう。

ぼくは長いこと歴史をなぜ学ぶのかわからなかった。
暗記をすることが嫌いだったからだ。
というか、歴史の意味を知らなかったとも言える。

それがわかったのは、40代の頃か。

もう遅い。
前にも書いたが、歴史の意味を最初に教えないといけないと思う。
日本史も世界史もない。
歴史の教科書の最初のページは、なぜ歴史を習うのか、ということにするべきだ。
それに1年間割いてもいいと思う。

そうしないと、本当に人間は退化するぞ。





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