考えたこと2

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RE:CYBORG
今年の10月に、サイボーグ009のアニメが映画になるらしい。

サイボーグ009といえば、鉄腕アトムと並んで、ぼくらのSF熱を上げたマンガ。
ロボットという言葉をアトムで覚え、サイボーグという言葉を009で覚えた。
石森章太郎の作だ。(後日、石ノ森章太郎と改名したが)

石森章太郎というと、サイボーグ009の他に、さるとびエッちゃん、佐武と市捕物控などを思い出す。仮面ライダーもこの人の作品。

サイボーグ009はいろんな得意技を持った9人が出てくる。009は島村ジョーというハーフ。レーサーだった。奥歯に仕込まれた加速装置で素早く動くことができる。
赤いマフラーなびかせて、というテーマソングが懐かしい。

001はロシア人の赤ちゃんだが、テレポートやテレパシーが使える。
002はジェット。アメリカ人。膝の所からジェットを出して飛べる。
003はフランソワ。フランス人の女性で009の恋人らしい。レーダーを埋め込まれている。
004はハインリヒ。ドイツ人。体中が武器というヤツ。
005はジェロニモ。インディアンで、怪力の持ち主。
006はチャンチャンコ。中国人で、口から火を吹く。
007はブリテン。イギリス人。身体を変化させ、何にでも化けることができる。
008はピュンマ。ケニア人。水中で活動できる。

こういう顔ぶれ。
小学校の低学年のころ発表され、たしか4年生の時には学校の映画会でも上映された。

悪役はブラックゴーストという組織。
この頃は冷戦が華やかなりし頃で、ベトナム戦争の影響もあったと思う。
このブラックゴーストという組織で改造されたのが、この9人。
彼らからみたら、裏切り者になる。

この9人の顔ぶれを見ても、すごく国際的だ。
当時の子どもは、一体何語で話しているのだろう、などと思わない。
吹き出しを読んで、すごいなあ、と思っていた。
今から思えば、石森の中には、世界中が仲良くという考えがあったのかもしれない。

たしか、一度完結したはず。
ぼくはそれ以降、009を見ていない。
最後のシーンは、ジェットとジョーが大気圏で燃え尽きるというようなシーンだったと思う。

手塚マンガと比べると、少し大人っぽくて、ロマンチックだった。

石森章太郎はもう一度009を書こうとしていたらしい。
そのストーリーと今回の映画の関係はわからないが、サイトを見ると、だいぶ絵が違う。
あの、繊細な石森の絵が、なくなっている。

残念だが、この作品は見ない。
今の50代以上はたぶん見ない人の方が多いと思う。

やっぱり009は赤いマフラーでないと…。



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