考えたこと2

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白と黒
若いころは、世の中は白か黒かで判断する。
そういうのが、若さの特権だ。(若気の至りとも言うが…)

正しいか、正しくないか。
合っているか、間違っているか。
好きか、嫌いか。
右か、左か。

どちらでもない、というのは許せない。
とにかくどちらかに決めないといけない。
そういう時期を経て、世の中は白と黒だけではないことがわかる。
というより、真っ白や真っ黒は存在しないのだ、ということがようやくわかる。

絶対的な悪もなければ、絶対的な善もない。
ほとんど悪というのはあるかもしれないが、完全に悪というのはない。
盗人にも三分の理、というではないか。

実際の世界はグレーの世界だ。
二項対立の世界ではない。
ただ、二項対立にしてしまうと、わかりやすくなる。
だから、子供向けのアニメなどは、常に悪者は悪い、というリクツでいく。
悪者はやっつけろ、という事になる。

しかし、そのままオトナになる人もいる。
最近は増えた。

原発の問題もそうだ。
反原発か、原発推進派か、その二つに分けて、レッテルを貼る人が多い。
しかし、そんなに簡単なものではないのだ。
エネルギー政策をどうするか、根本的な見直しが必要、ということであり、いままでいい加減にしてきたことをちゃんとしないといけない、ということだが、一方で現状に合わせて柔軟に対応しないといけないと思う。

いつまでもコドモのリクツで対立していないで、オトナになるべきだ。

もう時間がないぞ。

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