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2012.05.25 Friday
女性の進出
何年か前にスゥイングガールズという映画があって、女性のサックスが流行った。
その当時、中学や高校の吹奏楽を支えているのは、ほとんどが女性だということに気がついた。 何せ部員のほとんどが女性だ。 バスーンもスーザーホーンも女性が多い。 女子高の話ではない。男女共学の中学や高校でも女子が多い。 それから時がたって、今は大学のジャズバンドも女性が多いということがわかった。 関西の大学のジャズバンドが集まって、大阪で行うイベントがある。 そのパンフレットを見ると、メンバーの女性の多さに驚く。 ぼくらの頃は、ジャズバンドというと男性のものだった。 ジャズ喫茶というと、タバコの煙がただよい、大音量でコルトレーンやマイルスをかけている、というところで、客は男性が多かった。 もちろん、女性がいないことはなかったが、ジャズのバンドに入ってプレイをするという女性は、ほとんどいいなかったと思う。 大学生のバンドでは、ソリストも女性が多い。 サックス、トランペット、トロンボーンの過半数が女性。 ピアノはもちろん、ほとんど女性。 ギターやベースも少し女性がいる。 すごい女性の進出だ。 カウント・ベイシーも、デューク・エリントンも、グレン・ミラーもみんな男性だった。 今のビッグ・バンドはどうなっているか、知らないが…。 おまけに、このイベントを運営している実行委員会も女性がほとんど。 えらいものだ。 今やジャズの根っこを支えているのは、女性なのだ。 サックスも、トランペットも、トロンボーンも、ピアノも、…。 女性の時代だ。 バレーボールも、マラソンも、サッカーも…。 いっそのこと、フランスのように閣僚も半数は女性にしたら、今よりマシになるかもしれないなあ。 ぼくも含めて、日本の男性はダメだ。 |
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