考えたこと2

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数の種類
今の算用数字を作り出したのは、インド人だ。

ヨーロッパ人はアラビア数字と呼んでいるが、アラビア人はインド数字と呼んでいるらしい。
インド人は何といっても、ゼロの概念を導入した功績が大きい。
空を表す数字ゼロを使うことによって、数字の表記が飛躍的に簡単になった。

もともと、数はモノを数えるために出来たのだと思う。
それが自然数だ。
1,2,3,…という数。

それにゼロが加わり、マイナスの数が加わって、整数になる。
そこから、整数と整数の間を詰める数が生まれてくる。
小数、分数だ。
これらを有理数という。

しかし、分数で表せない数が出てきた。
円周率や平方根などだ。
これらを加えて、実数となる。

さらに、2乗してマイナスになる数が虚数。
これらも加わって、複素数となる。
これらが高校までに習う数だ。

これらの数は、何度も書くが、どれひとつとして実体がない。
これ、といって差し出せるものは何もないのだ。

数は人間が生んだものか、それとももともと存在するものか、という問いがある。

普通に考えれば、人間が生んだもの、という答えになるだろう。
しかし、そう考えると、人間がいなくなったら、数もなくなるということになる。
そんなはずはない、という数学者もいる。
数の不思議をいろいろと知れば知るほど、これはもともと宇宙に存在するものなのだ、という気になるらしい。

ぼくはそこまでは思えないが、それでも人間がいなくなると数もなくなるというのは、ちょっと寂しい気もする。


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