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2012.03.30 Friday
ダベリの価値
仲の良い友だちがよって、くだらない話をすることを「ダベる」という。
漢字では「駄弁る」と書くから、文字通り、無駄な話をする、というような意味だろう。 しかし、これほど楽しいものはない。 この楽しみは、たいがいのものを吹き飛ばすくらい面白い。 それを可能にするのが、スマートフォンとネットワークのソフトウェア。 子供がスマートフォンに機種変更して、友だちとチャットを共有するというようなアプリを入れていた。 時間軸にそって、発言が吹き出しになかに入って出てくる。 ちょうどマンガの中で発言しているようなものだ。 5人くらいまでいけるらしい。 こういうのを若い人は使っているのか…とわかった。 今はやりのSNSとかいうのも、結構閉じた世界で使っているのかもしれない。 仲間うちのやりとりだ。 深夜遅く、友だちがそろって文字でダベる。 こんなことをやり出すと、テレビなど駆逐されるだろう。 放送局は危機感を抱いたほうがいい。 今はまだ若者だけだが、そのうち年寄りもやり始める。 どんどんテクノロジーが進むと、年齢層が広がるのは世の常だ。 そうなると、受け身の楽しみはなかなか勝てない。 参加型の楽しみに勝るものはない。 そうなってくると、年をとってもハッピーだ。 仲間さえいれば、そして頭さえはっきりしていれば、楽しむことができる。 そういう老後が過ごせるとすると、今よりはだいぶマシかもしれない。 |
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