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2012.03.26 Monday
思いつき
仕事をしていて、いい考えを思いつくというのには条件があると思う。
それは、ゆるい仕事仲間で、仕事に関したゆるい話をしている、ゆるい時間を持つということだ。 何度か書いたが、昔は土曜日の午後や、喫煙所での話や、残業をしている時がそういう時間だった。 ぼくは禁煙したが、喫煙者には喫煙所に行って、仕事に関したくだらない話をする、というメリットがあると思っている。 いくつかの仕事上のアイデアは、喫煙所の会話から生まれた。 企業は喫煙所に代わる、仕事中にリラックスできるスペースを作っているが、今ひとつ喫煙所のゆるさにはかなわないのではないか。 喫煙所の良さは、同じような顔ぶれが集まり、タバコを吸うという目的を持って、ゆるい時間を過ごすという暗黙の決め事にあった。 リフレッシュのためのスペースは、リフレッシュという目的が曖昧だ。 自販機が置いてあったりするが、コーヒーやソフトドリンクを飲むということなら、席でも出来るようになっていたりする。 だから、リフレッシュの目的が曖昧になる。 喫煙スペースにはタバコを吸うという目的があった。 それがよかったのだ。 だから、ゆるい時間が持てた。 どうやってゆるい仕事の話をするか。 これは簡単なようで難しい問題だ。 それを目的としているのではなく、ついででしている話が時に思いつきにつながる。 だからといって、ゆるい会話をすることを目的にしてもダメだろう。 主目的は他にないといけない。 タバコは受動喫煙などの問題があり、事務所を禁煙をするのは時代の流れだろう。 みんながタバコを毛嫌いし、敵のように言っているが、タバコにはそういうメリットがあったのだ。 それに代わるものを見つけないと、困ったことになるぞ。 |
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