考えたこと2

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ロボット
西洋人と日本人ではロボットに対する考え方が違うらしい。

ぼくらは、ロボットというと人間型を思い浮かべる。
元型はアトムだ。
西洋人は、人間型が気持ち悪いという心理があるという。
キリスト教の影響だ。

お掃除ロボットのルンバという製品があるが、あれがアメリカのロボットの見本。
アメリカの製品だ。くまなく部屋を掃除するという機能に特化している。
円盤型のロボットで、自走して部屋を掃除して回る。

テレビに出てくる爆弾処理のロボットもアメリカのものだ。
ビデオカメラの目を持って、遠隔操作のマジックハンドで爆弾処理をする。
もともと二足歩行の必要もないし、キャタピラで動く。
人間の目と手の代わりができればいいのだ。

ネット上の情報収集のためのロボットなど、ロボットではないと思ってしまう。
あれはコードされたプログラムだ。

日本では、二足歩行のロボットこそ、ロボットだ。。
もちろん、工場のラインで溶接したり、部品をつかんだりするのもロボットだが、ぼくらはロボットというのは自力で動きまわるものを想像してしまう。
ロボットはホンダのASIMOのように、自分で歩くものだ。

若い人たちは、アトムの影響を受けていないので、ロボット=二足歩行という先入観はないだろう。
だから、彼らが大きくなったら、人間型のロボットの研究も下火になるかもしれない。

アトム世代のぼくらは、ロボットは人間の友だちで、人工知能を持っていて、人間ができることは何でもできるものだと思っている。
そういう理想があるから、どうも掃除だけとか、爆弾処理だけとかいうのはピンとこない。
それほど、アトムの存在は大きかったと思う。

しかし、人間の仕事は生活を手助けする、という意味では人間型のロボットには必然性がある。
階段の登り下りとか、何かを持って運ぶとか、人間がやる色々な動作を考えるといい。

遠大な科学技術の計画だ。

これは、アトムを生み出した国がやるしかないと思う。



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